火薬類 破砕薬(非火薬) 弾性波探査カートリッジ
静的破砕剤ロックトーン現場状況写真>杭頭処理

ロックトーンSP(パック型)による杭頭処理工法の手順



1)孔径42mmで削孔した後、スリットビットによってスリットを入れることで注水時の水の流れを良くし、薬剤反応時に
 蒸気の排出をスムーズにする。また、薬剤膨張時に亀裂発生方向を一方向にすることができる。
2)注水チューブを先に装てんしてからロックトーンSP(パック型)を1本づつ装てんし、込め棒で強く突き固める。
3)装てん終了後、注水分配器から送られる延長チューブにジョイトで繋げる。




4)破砕箇所を鉄砲防止用のシートで覆い、注水分配器で各孔へ注水を開始する。
5)注水を開始しすると、各孔に水が溜まり孔口から溢れ出す。
6)注水開始から9分前後に孔尻で反応が開始し、スリットから蒸気を勢い良く排出する。




7)蒸気の排出が終わると、薬剤が急激に膨張を開始し亀裂が入り、10分くらいかけて徐々に亀裂を拡大させる。
8)亀裂は、杭の円周方向全てに入る。




9)杭頭部を引き抜く
10)鉄筋には、縁切り用のカバーを付けておく。このカバーがなければ亀裂をスムーズに発生させることが難しい。
11)ロックトーンSPによる破砕は、仕上面から10cmくらいのところにし、残りの部分は、ピックハンマーで仕上る。
12)現場での二次破砕が出来ない場合は、抜き取った杭頭は、現場より離れた場所に移動し、大型ブレーカーで
  二次破砕を行う。


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